東京で観測史上最も早い桜の開花を発表 気象庁職員には惜しみない拍手も
気象庁職員による観測は14時。靖国神社境内の標本木を数えて開花が発表された。
14日、気象庁は東京における桜の開花を発表した。11日に広島から始まった今年の桜前線は、12日の福岡に続いて東京に飛んだ形だ。
■報道陣・観客が多数
すっかり春の陽気で気温が18℃前後まで上がる中、東京・九段にある靖国神社の境内には、多くの報道陣や観客が訪れ、能舞台の横にあるソメイヨシノの標本木を取り囲んでいた。
桜の開花は「5〜6輪が咲くと開花」「8割が咲くと満開」と判断される。13時にしらべぇ編集部が数えてみたところ、2〜3輪は確実に花開いており、ほぼ咲いているように膨らんだ蕾も数多く見られていた。
■観測史上最も早い開花
14時に標本木を観測した気象庁職員が、開いた花を数え、報道陣に向かって「桜の開花」を発表。昨年と並んで観測史上最も早く、平年より12日早い開花となる。開花を発表した男性職員には、取り囲んだ観客から拍手も寄せられていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)