話題の「痛公用車」…これ本当に市長が乗るの? 所有元自治体からの意外な回答

岐阜・多治見市が2月に完成させた「痛公用車」がネットで話題になっている。市長はこれに毎日乗っているというのか…!?

■多治見市が「本気」なワケ

痛公用車

岐阜といえば劇場版アニメ『君の名は。』の飛騨市、同じく『聲の形』の大垣市、さらには現在アニメ放送中の『ひぐらしのなく頃に』の白川郷など、ヒットアニメ作品の聖地が集まっている。

しかし、多治見市はこれといった聖地が確認できず、「うーん、アニメだとないですねぇ…。実写映画ですとモントリオール世界映画祭でグランプリに輝いた『長い散歩』、2020年に公開された井筒和幸監督の『無頼』などがありますね」(多治見市産業観光課)と、ちょっと渋めなラインナップなのが現実で、今回の『やくならマグカップも』の聖地化による観光促進を目指している。


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■やや厳し目のコメントも

斜め上の観光PRを行う多治見市の取り組みについて、ネットでは「痛公用車見かけたらテンション上がりそう」「『ようやく市も動き出したな!』と期待」「画像見てみたら想像より遥かにガチの仕様だ」と絶賛する声が相次いでいる。

一方で、「アニメ放送前から聖地化目指して成功した例ってなかったはず」「事前の聖地アピールは大抵失敗する」「作品の人気が出ないと…」と、アニメ聖地ならではの少々手厳しい指摘も。

ただそれくらい注目を集めているのは確かであり、あとはしっかりアニメが成功してくれることを祈るばかりだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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