柏木由紀の新曲が要注目である理由 渡辺淳之介の直球エモソングの系譜
BiSの『FiNAL DANCE』より始まるWACKの直球エモ曲。秋元康氏の新展開だ。
AKB48の柏木由紀がBiSHなどのプロデューサーである渡辺淳之介氏プロデュースによるソロシングルをリリースし、 先週から今週にかけ精力的なプロモーションをしている。どういったコラボなのだろうか。
■秋元康氏と柏木の関係
秋元氏のプロデュースでは『ハロー!プロジェクト』と縁の深いメンバーを尊重する風潮がかつてはあり、モーニング娘。の8期オーディションを受けていた柏木も当初はよくプッシュを受けていた。
とはいえ柏木は、そこから圧倒的なファン人気を獲得し、 比較的に自力で、初の『神7』崩しを成し遂げたメンバーとして知られている。
その後も『ミエリーノ柏木』(テレビ東京系列)で秋元氏と対談するなど、秋元氏と柏木は、たまに秋元氏と絡むこともある。こっそり支援されているかのような微妙でもあり絶妙でもある距離感だ。
■作詞も渡辺氏に依頼
今回の企画は、秋元氏が企画するラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で渡辺氏が、対談相手に以前からファンであった柏木をリクエストしたことによる。
秋元氏は、渡辺氏に柏木のプロデュースを依頼するにあたって、作詞すらもWACKに任せるという異例の展開。渡辺氏のWACKのやり方に忠実であるようにするためだろう。