遺体になった弟と数ヶ月も共同生活 孤独を恐れた中年男の行為に震撼

一緒に暮らしていた弟が死んでもなお、事実を受け入れられなかった男。その不安感は、彼を異常な行動に駆り立てた。

孤独・中年男性
(Avesun/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

仕事に行くこともなく、静かに暮らしていた兄弟。ひとりが急死したが、その後も長いあいだ“共同生活”が続いていたことを、『The Sun』など海外メディアが報じている。


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■ある男に起きた悲劇

ウクライナで暮らす男(52)には、昨年の秋から4ヶ月ものあいだ秘密にしていることがあった。それは、一緒に暮らしていた弟(42)が急死したこと。

失業中だった男は同じく仕事のない弟と暮らし、好きな酒を一緒に飲むなど仲は良好だった。その弟がいきなり倒れ帰らぬ人となったことを、男はどうしても受け入れることができなかったのだ。

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■弟を手放せず

「このままでは、ひとりぼっちになってしまう」。そう考えた男は、弟の遺体を自宅に置いておくことに。一方的な行為ではあるがそれまでと変わらず話しかけるなどし、同じ家で暮らし続けた。

しかし弟の遺体は徐々に腐敗が進み、男は焦るように。どうにかしてそれを遅らせようと、極寒にもかかわらず家中の窓を全開にし、暖房も使用せず暮らしていた。

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■発覚した事実