春は意外な「強風」の季節 思わぬ事故のリスクを気象予報士が解説
工事現場の崩落で東急東横線がストップ、仮面女子・猪狩ともかさんの事故も「春の強風」が影響。
大きくテレビで報道はされませんが、じつは春は強風の季節。先日の東横線沿線での事故や、過去にアイドルが看板の下敷きになって下半身不随になったのも、春。気象予報士の千種ゆり子が解説します。
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■東横線が長時間ストップ
2日夜、工事現場の足場が強風の影響で東急東横線の線路に崩落しました。東急東横線は翌日3日の昼過ぎまで運転を見合わせ、多くの人の通勤や通学に影響が出ました。
2日は羽田では24.7メートル、横浜では24.4メートルの最大瞬間風速をしており、広い範囲に強風注意報が出されていました。
■意外にも春は最も風が強い季節
台風のイメージが強いからか、夏~秋が年間で最も風が強いと思われていそうですが、それには少し誤解があります。もちろん1日単位でみると台風襲来時の風のほうが強いですが、月別データを調べてみると…
風速10メートル以上という強風が吹いた日数は、3月や4月が突出していたことがわかります。「春は強風の季節」なのです。