ムロツヨシ、有名大学中退した過去告白 ポジティブ思考に変えた「数式」とは
ムロツヨシが『あさイチ』に出演。なかなか日の目を見るを見ることがなく苦労した日々について語る。
俳優・ムロツヨシが5日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。自身を前向きにするために取った方法に、視聴者からの反響が寄せられている。
■大学中退した過去
ムロは、高校生のころ「良い大学に行けば良い人生が送れる」と思っていたらしく、1年間で偏差値を10上げて、東京理科大学の数学科に進学したという。
しかし、大学には目的を持って進学してきた友人が多く、「僕は何がしたいんだろうって考えたときに、とある舞台を見てこっち側に行きたいって思って。それなら数学科はいらないなって思って3週間で大学やめちゃったんですよ」と語った。
その後、役者を志すも、なかなか日の目を見ることなく、若い頃は苦労したというムロ。「芸能事務所に履歴書を送っても、全部書類審査で落ちてて、大学の友達もどんどん就職して、僕は借金ばかりで…すごい差をつけられちゃったなって思いましたね」と明かしている。
■数学的帰納法を人生に置き換え
そんなネガティブな考え方になっていたムロを支えた本として、自身が大学受験の際に使っていた数学「基礎解析」の参考書を披露。
ムロは自然数に関する命題を証明するときに使われる数学的帰納法を「人生に置き換えた」とし、「僕=役者になるまでに、どんな式が必要かってことを考えるようになった」と説明した。
この考え方についてムロは「この考え方の好きなところは、まずなれると仮定するんです。だからなれなかったときのことを考えない。するとだんだんポジティブになれた」とコメントしている。
■視聴者からは反響
今回の放送を受け、ツイッター上では「ムロさん朝から数学的帰納法の説明してる」「人生に置き換えるって発想にびっくり」など、ムロが数学的帰納法を説明を始めたことに対し、視聴者からの驚きの声があがった。
また「良い考え方だね」「これはマネしたい!」といった声も寄せられており、ムロの考え方に納得する人もいたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)