警視庁ツイッター、災害時のためにペットの躾を呼びかけ 環境省も「飼い主の責務」

ペット用備蓄品の確保、避難ルートの確認、しつけや健康管理を行うことも飼い主の責務。

■東日本大震災では…

環境省が平成25年に策定したガイドラインでは「災害時の対応は飼い主による自助が基本」とし、「災害に備えたペット用備蓄品の確保、避難ルートの確認、しつけや健康管理を行うことも飼い主の責務である」としている。

ちなみに「東日本大震災におけるペットの被災概況」によると、震災により青森県で少なくとも31頭、岩手県で602頭、福島県では約2,500頭の犬が死亡したという。命は助かったものの負傷したり、避難する際に飼い主と離ればなれになったペットも多いとのこと。


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■「災害対策している」3割にとどまる

ツイッターユーザーからは「ペットも含めた家族全員が安心して過ごすことはとても大事だと思います」「周りの迷惑にならないようなしつけは大事です」と、投稿に共感する声が集まっている。

ちなみにしらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,798名に調査を実施したところ、「地震や台風の備えをしている」と答えたのはわずか33.4%だった。

自治体によっては避難所へのペット同伴を不可としている場所もある。被災した際、家族の一員であるペットをどうすべきか日頃から考えておく必要があるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年12月13日~2019年12月18日
対象:全国10代~60代の男女1,798名 (有効回答数)

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