紙タバコよりも「IQOS」のほうがクサい? SNS上で議論が相次ぐ
ツイッターで「iQOS」がトレンド入り。紙巻きタバコと電子タバコのニオイをめぐり、さまざまな声があがっている。
■独特な臭気でわかる電子タバコ喫煙
長く紙巻きタバコを喫煙した後、新発売当初からIQOSを使用し、現在は卒煙している40代男性は、「紙巻きタバコとiQOSのニオイは全く違うが、とくに吸わない人は確実にわかる」と語る。
紙巻きタバコや葉巻の場合、吸った空間だけでなく、燃焼した副流煙によって衣服や髪の毛などにもニオイが染み込む。iQOSの場合、この染み込みは少なく感じられるが、吸った後の部屋は明らかに違うのだという。
「焼き芋のような、ほうじ茶のような独特の香りで、個人的には紙巻きタバコよりは不快感がないですが、タバコを止めてしまった今ではあまりいい印象はないです」とのことだった。
■電子タバコのニオイが苦手な人は…
電子タバコを愛用するユーザーの中には、「紙巻きタバコよりマシ」「電子タバコならどこで吸っても問題ない」といった意識の喫煙者もみかける。
しかし、非喫煙者にとっては「タバコ」という時点で苦手なケースも。しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,844名に調査したところ、全体の41.8%が「電子タバコも臭くて嫌だ」と回答している。
また、別の調査では、全体の18.0%が「喫煙を許可されたスペース以外で電子タバコを吸っている人を見たことがある」と答えていることも判明。「電子タバコだから問題ない」と認識していた喫煙者がいるならば、それは大きな間違いだ。
■肩身が狭い喫煙者も
電子タバコのニオイに関する不満ツイートが続出している状況だが、こうした問題の大半は、「マナーを守らない喫煙者」「ルールを逸脱する喫煙者」であってタバコのせいではない。
喫煙者からすれば、ルールに則り、かつ周囲の理解を得た状況下での喫煙をとやかく言われる筋合いはないだろう。喫煙者と思われるユーザーからも、一部の喫煙者によって喫煙者全体に対する風当たりが強まることに辟易としている声もみられた。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代男女1,844名