夫は男友達とバーでナンパし放題 嫉妬した妻が店に乗り込み20代女性を殺害
夜な夜な男友達と一緒にバーに通う夫。妻が怒りや嫉妬を抑えられなかったのは、当然かもしれない。
情熱的な愛に生きるブラジルの人たちは、嫉妬するときも心が熱く燃えたぎってしまうのかもしれない。夫がバーで若い女をナンパしていると聞きつけた妻は、怒り心頭に発してその店に向かった。手に拳銃を握りしめていたことを、英国のメディア『Mail Online』などが報じている。
■頭を撃たれた女性は即死
事件は今月18日夜、ブラジル北東部のセアラ州で起きた。夫の夜遊びに苛立つ妻が、チアングァー市にあるバーに乗り込んで、夫のテーブルに向け数回発砲。若い女性が頭を撃たれ現場で死亡した。すぐ近くに座っていた24歳の男性も腕に被弾し、病院で手当てを受けたという。
店の内外にある複数の防犯カメラがとらえた現場の様子を見る限り、女の到着から発砲の瞬間まで、数十秒もかかっていなかいことがわかる。
■バックに忍ばせた拳銃
この事件で死亡したのは、26歳のジャイアン・バティスタ・バッロさん。女性2人組で飲んでいたなか、男性5名のグループと意気投合して、彼らのテーブルに移動。それが悲劇の始まりだった。
ジャイアンさんを殺害した疑いがもたれているのは、一緒に飲んだ男性のひとりの妻であるダヤネ・ラファエラ・デ・シルヴァ・ロドリゲス(31)。別の男性のバイクの後ろに乗って店に到着し、入店するとクリーム色のバックから拳銃を取り出した。
■「夫は夜な夜な男友達と…」
ダヤネ容疑者は犯行後、店を出たところで夫に拳銃を奪われるも逃走。その後、警察に身柄を取り押さえられた。
取り調べに対しては、「夫が夜な夜な男友達と一緒にバーに通っている。ほかの女性と楽しくやっていると知り、怒りと嫉妬を抑えられなかった」などと話したという。
その件で夫婦が以前から口論を繰り返していたことを、警察も確認。計画性はなかったというダヤネ容疑者だが、拳銃を購入した店から聞き取りを行うなどしている。
■若い女性の過半数は嫉妬深い
しらべぇ編集部は、全国の20~60代の男女1,353名を対象に調査を実施。「嫉妬深さを自覚している」という人は、20代の女性が64.7%、30代の女性が52.2%と、若い女性が突出して多いことがわかった。
「夜遊びはやめて」という妻の嫉妬や怒りに対し、事態を平和に治める度量が無く、無視したり逆ギレしたりする夫だと、家庭はあっという間に修羅場と化す。あるいは、とんでもない事件が起きるかもしれない。
・合わせて読みたい→身重の妻を侵入者と勘違いし死なせた夫 半狂乱の通報に続き警察が注意喚起
(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)