尾野真千子主演の映画『茜色に焼かれる』 15歳の新人俳優・和田庵が息子役に抜擢
尾野真千子が石井裕也監督の映画『茜色に焼かれる』に主演。時代に翻弄されながらも懸命に生きる母子を描く。
女優の尾野真千子が主演を務める映画『茜色に焼かれる』が、5月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開することが26日、発表された。
■もがきながらも懸命に生きる
同作は、哀しみと怒りを心に秘めつつ、我が子への愛を抱えて気丈に振る舞う母と、そんな母を気遣い、日々の屈辱に耐える中学生の息子という一組の母子が、弱者ほど生きにくい時代に翻弄され、もがきながらも懸命に生きる姿を描く。
メガホンは、日本アカデミー賞を受賞した映画『舟を編む』(2013年)や、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017年)などで知られる石井裕也監督がとる。
■永瀬正敏らが共演
傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母・田中良子を尾野が演じるほか、13歳の息子・純平に15歳の新人俳優・和田庵(わだ・いおり)が抜擢された。
また、純平が憧れる良子の同僚・ケイを片山友希(かたやま・ゆき)、良子とケイを見守る風俗店の店長・中村を永瀬正敏、交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョーが演じる。