中尾ミエ、しなやかに強く生きる秘訣 「楽しく生きないともったいない」
池脇千鶴主演・オトナの土ドラ『その女、ジルバ』に出演する中尾ミエのインタビューが到着。生き方を語った。
■強烈なキャラで話題に
同作は、40歳の新(池脇)ら、年を重ねた女性たちがそれぞれの幸せを模索しながら生きる姿を描き、視聴者の共感を呼んでいる。
先週の第7話では、謎の男・白浜(竹財輝之助)がバー「OLD JACK&ROSE」を訪れたことをきっかけに物語が急展開。かつてバーで「チーママ」の源氏名で働き、今は直木賞作家となっている真知(中尾)が、ジルバママ(池脇=2役)の悲しい過去を明かした。
中尾演じる真知は、派手な立ち回りと快活なトーク、着物とヒールのコーディネートなど、強烈なキャラクターが視聴者の注目を集め、登場するたびに話題となっている。そこで、中尾に自身の役柄に対する印象や、強くしなやかに生きる秘訣を聞いた。
■青春時代に引き戻された
―――『その女、ジルバ』の印象は?
中尾:原作も全部読ませていただき、大変面白かったですし、とても奥が深い作品だと思いました。まさに私が経験してきた時代背景とシンクロしているので共感できます。
私の若い頃にはダンスホールというものがあちこちにあって、(社交ダンスの一種である)ジルバが大流行していました。
ダンパ(ダンスパーティー)でジルバを踊るのが一番楽しかったですね。だから撮影現場に入ってバーのセットを見たとき、自分の青春時代に引き戻されたように感じました。