『ミヤネ屋』消火活動中の足利市で ベテランリポーターが賢明な対応
大規模な山火事が発生している栃木県足利市からの現地中継を担当したリポーターが、重要な情報を視聴者に届けるためとっさの行動。
24日放送の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)では、山火事が発生している栃木県足利市からの中継を交え、火災に関する最新情報が伝えられた。
その中で、足利市からの中継を担当した中山正敏リポーターが取った行動に、視聴者から多くの反響が寄せられている。
■消火活動が続く足利市
火災発生から4日が経過した足利市では、同日午後2時の時点で177世帯に避難勧告が出され、午後3時から行われた市の会見では、「ハイカー(ハイキングをする人たち)の休憩所が火元と推測される」との発表も。
番組内では、中山リポーターから「とても煙くて、少し視界も悪いような状況」「強風の影響で煙だけでなく煤も飛んできている」といった状況が伝えられた。
また、住民の人々からは「昨日までは煙が来ていなかったところにまで、今日は煙が来ている」「とくに夜は炎をより一層近くに感じて怖い」といった声があがっているという。
■中継中に音声トラブル?
中継中も、消防車が通ったり、ヘリコプターの音が聞こえてくるなど、映像だけでも現場の緊迫した状況が伝わってきた。
そうした中、スタジオの宮根誠司が中山リポーターの話を遮るようなかたちで話始めると、とっさに「すいません、音が途切れてしまったので、こちらで進めさせていただきます」と中山リポーター。
そして、消火活動の様子など、現地でないと分からない情報が簡潔に伝えられ、説明し終えたと思しきタイミングで、中山リポーターは「いま音繋がりました」と、宮根に合図を送った。