余命数ヶ月の母が「子供たちに愛を残したい」 最後の願いを叶えるため友人も尽力
子供と過ごせる時間は、残りわずか。手術もできないと言われた末期がんの女性が、子供のために何かをしたいと考えた。
小さい子供が3人いる女性に下された、余命数ヶ月という宣告。まもなく訪れる死を前に女性がある決断を下したことを、『The Sun』などが伝えている。
■末期がん発覚と余命宣告
英国・ケントで暮らす女性(27)が、何ヶ月も胃の不調が続くことに不安を感じ、昨年12月に病院に行った。その翌月に下された病名は、まさかの胆管癌。すでに手術もできない末期だったことから、担当医は女性とその夫(32)に、「余命は数ヶ月から1年でしょう」と宣告した。
この夫妻には、子供が3人。長男(7)、長女(6)、そして次男(1)の成長を見届けることができないという現実は、女性にとって簡単には受け入れられないものだった。
■女性の決意
厳しい現実に直面した女性は、かつて夫と観て感銘を受けた1本の映画を思い出した。
それはある親が贈り物を残して亡くなるという内容で、女性も子供たちに何かを残そうと決意。そこで大きくなるまで毎年渡してもらえる誕生日プレゼント、子供たちの運転教習にかかるお金、娘が結婚する日にあげたいジュエリーなどを今のうちに用意したいと考え、準備を始めているという。