冷え性は靴下を履いて寝てOK 女医が教える「熟睡する10・3・2・1・0の法則」
この時期の夜、冷えてつらいからと、靴下を履いて布団に入る女性が大勢いる。
足が冷えて眠れないという女性は、とても多い。対処法として靴下を履いて寝る人がおり、「かけ布団の数を増やすよりは良い」や「体に良くないのかもと思いつつやめられない」という意見がある。これについて、ある女医がTikTok動画を投稿。大変な反響を得ていることがわかった。
■大好評のTikTok動画
米国・マサチューセッツ州のウースター市に暮らし、大きな病院の研修医(レジデント)として多忙な日々を送っているジェシカ・アンドレードさん。
彼女はTikTokやYouTubeにチャンネルを開設しているが、特に病気や健康に関するワンポイントアドバイスが好評のTikTokのアカウント(@doctorjesss)は、フォロワー数がすでに100万人を突破している。
■深部の体温を下げる
寒いからと靴下を履いて眠ることについて、ジェシカさんはTikTokの最新の投稿で「何も問題ないです。実際にそのほうが早く眠りにつくことができます」と回答した。
冷え性の人は足を温めることにより血管が拡張し、深部の体温が下がる。そこで脳はやっと『寝る時間がきた』と感じ取るそうだ。彼女の話はイギリスの『Mirror』にも紹介され、動画には3,100万を超える「いいね」がついている。
■『10-3-2-1-0の法則』
さらにジェシカさんは、自分の就寝時刻を意識することから始まるという、『10-3-2-1-0の法則』をシェアしている。
カフェイン摂取は就寝時刻の「10時間前」まで、食事や飲酒は「3時間前」まで、仕事に関わるのは「2時間前」まで、そしてPCやスマートフォンなどは「1時間前」までと心がける。それだけで睡眠の質がぐんと改善されると、助言している。
最後の「0」は、その成果を翌朝に確認すること。良質な睡眠がとれていれば、目覚まし時計が鳴ったときにスヌーズボタンを押す回数はゼロになる。さっと気持ちよく起き上がれることが、理想だという。
■靴下にも様々なこだわり
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,344名を対象に調査を実施したところ、全体の25.3%が「靴下を履いて寝るほうだ」と回答。すべての年代で女性が男性を上回る結果になった。
ただし、眠っている最中に足の裏に汗をかき、靴下の中で熱がこもる不快感で目が覚めては元も子もない。
吸湿性と放湿性の両方に優れているシルクの靴下、あるいは指が動かせる五本指ソックスを選ぶという人もいれば、足首を隠すことが大事だとレッグウォーマーを履き、爪先だけ出すという人も。靴下選びにも各自のこだわりがあるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)