大富豪が愛犬に5億円の遺産を残し他界 番犬ながら「警備を雇う財力あり」の声
裕福な男性が死去し、財産はかわいがっていた犬のものに。犬は男性の友人に引き取られ、静かに暮らしているという。
仕事に追われ、ペットの世話に十分な時間をかけることができなかったある男性。それを気にして莫大な遺産をペットに残したことを、『New York Post』などが報じた。
■多忙を極めた飼い主
米国・テネシー州で暮らしていた男性(84)には、ペットの犬(ボーダー・コリー)がいた。ルルちゃんと名付け大事にしていたが、男性は忙しく、仕事で家を離れるたびに「かわいそうでならない」と気にしていたという。
そこで男性は、仕事で移動する際には友人マーサ・バートンさん(88)にルルちゃんの世話を任せるように。そうして仕事を続けたが、年をとり、昨年この世を去った。
■莫大な遺産の行方
妻もいなかった男性は元気なうちにしっかりと遺書を書き、5億円超の遺産の行方を決めてあった。そこには「犬の世話に遺産を使ってほしい」と書かれており、ルルちゃんの世話人には、信用していたマーサさんが指定されていたという。
マーサさんは遺産を派手に使うことはできない仕組みで、毎月、ルルちゃんの世話に必要な額が利用できる取り決めになっているそうだ。