チコちゃんが「たくさん言語がある理由」を解説 文化との密接な関わりとは
『チコちゃんに叱られる』で言語がたくさん生まれている理由を紹介。地域地域の譲れない文化が影響していた。
■馬を指す言葉が無数にあるモンゴル
遊牧をしながら暮らすモンゴルでは、「馬」に関する言葉がたくさんある。「オナガ(0歳馬)」「ダーガ(1歳馬)」「モリ(去勢馬)」をはじめとして、年齢や性別によって馬の呼び名が変わる。
人類は地球上で様々な環境によって生き延びようとした長い歴史がある。それぞれ異なる環境に適用とすると、集団ごとに大事なことを伝える内容もバラけていく。その結果、いろいろな言語が誕生することとなった。
■若者言葉も新たな言語?
日本語の中だけで考えても、現在も若者言葉が生まれては消えていく。言ってしまえばそれも新しい言語のようなもの。ある特定のコミュニティでコミュニケーションをとるときに話題になりやすいワードは短縮して略されたり、呼びやすい名で呼ばれたりする。
業界用語・専門用語も同じようなもので、つまり言葉の違いは文化の違いということができるとした。時には世界中1つの言語で統一してほしいと感じることもあるが、文化の違いがあると考えるとひとつひとつ大事にしていきたいとも思えるような解説だった。
・合わせて読みたい→3色の国旗が世界中使われているのはなぜ? その歴史をチコちゃんが解説
(文/しらべぇ編集部・Aomi)