チコちゃんが「たくさん言語がある理由」を解説 文化との密接な関わりとは
『チコちゃんに叱られる』で言語がたくさん生まれている理由を紹介。地域地域の譲れない文化が影響していた。
19日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「国によって言葉が違うのはなぜ」が注目を集めている。
世界では7,000以上言語が使われているというが、どうして同じ人間なのにここまで言語が生まれたのだろうか。文化の根幹とも言える言語の秘密をチコちゃんが解説した。
■「大事なものがバラバラだったから」
チコちゃんによると「大事なものがバラバラだったから」という。島国のようにわかれている地域であれば異なった言語が話されていることは理解できるが、ヨーロッパやアフリカ大陸、南アメリカなどの地続きのエリアでも細かく言葉が違っているのはどうしてなのだろうか。
■米が大事な日本と雪が大事なフィンランド
番組では、「米」を使って解説。英語ではriceになる食べ物は、日本では稲、米、ご飯、めし、シャリなど様々な言葉で言い表すことができる。状態やシーンによって日本はriceを使い分けているのは、日本人にとってお米が重要だったから。
北欧の国・フィンランドでは、雪にまつわる言葉が無数に存在する。「ルミ(雪)」「ハンキ(積もった雪」「ソホヨI(湿った雪)」「ランタ(みぞれ)」を始め、様々な雪の状態を表す言葉がある。
中には「雪だるまを作るのに適した水っぽい雪」という意味の「ヌオスカ」という言葉まで存在する。