ネットで物議呼んだ居酒屋の「感染症対策料」徴収問題、急遽19日で終了へ

居酒屋で酒を楽しんだ後、レシートを見ると「感染症対策料」なる謎の費用を徴収されているケースが発生している。

■運営会社の説明は?

18日、運営会社のモンテローザに取材を行った。

今回の料金導入については、「コロナ禍において、当社店舗ではお客様に安心してご利用いただくため、アルコール消毒をはじめ様々な感染対策を講じています。このような対策にかかる衛生消耗品費について、当社の一部ブランドで、試験的に『感染対策料』を導入し、お客様に一部ご負担(お一人様30円)をお願いすることにしました」との回答があり、試験的に導入したものであると明かした。


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■ネット上での賛否については…

各店舗では、感染防止のためアルコール消毒液の設置、都度清掃・消毒を行うなど客席の衛生管理、店内換気強化、トイレのペーパータオルの設置などを徹底している。 同時に平時と比べ、それらの経費やスタッフの作業が増えていることは想像に難くない。

しかし、その費用についてしっかり説明し、客から理解を得る形もできたはずである。ネット上での賛否については、「貴重なご意見として、今後の対応の参考にしたいと考えています」とコメント。

徴収期間については「明確な終了時期はありません。今後は、政府の緊急事態宣言や各自治体の営業時間短縮要請の期間など、感染症予防対策の状況を総合的に勘案して終了時期を見極めたいと考えています」と説明があった。


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■「本日付で徴収の中止」

そして本日19日、しらべぇ編集部に連絡があり「『感染対策料』については、お客様からも一定のご理解はいただきましたが、その後弊社内で総合的に検討の結果、本日(2/19)付で「感染対策料」徴収の中止を決定しました」とのこと。

波紋を呼んだ「感染症対策料」騒動は一旦終焉を迎えることになった。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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