7本指のピアニスト・西川悟平氏の「逆境をプラスに変える生き方」とは
突然の病を乗り越えたピアニスト・西川悟平氏が『サワコの朝』でその超ポジティブな生き方について語る。
■24歳で華々しくデビュー
西川氏は15歳でピアノを始め、24歳のときに世界的ピアニストの故・デイヴィッド・ブラッドショーさんに才能を見いだされて単身米ニューヨークへ。
同年には米クラシック界の中心地で、あこがれの舞台であるリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールで華々しくデビューを飾った。
■突然の病に見舞われる
しかしその2年後、リサイタル中に指に不調をきたし、ジストニアを発症したことが判明。
ジストニアはアスリートや作家、楽器奏者などに多いとされる病で、普段は思い通りに動く指が、鍵盤を叩こうとすると筋肉が硬直するという、ピアニストにとってつらい症状だった。
一時は両腕が使えなくなったものの、懸命なリハビリとカウンセリングの結果、現在は7本の指が動くまでに回復した。