Eテレ特集「選択的夫婦別姓」 “反対派”亀井静香氏のコメントが波紋広げる
夫婦別姓を望む夫婦が、反対派である亀井静香氏と対談。番組内での亀井氏の発言が、波紋を広げる事態に
17日深夜放送の『夫婦別姓 “結婚”できないふたりの取材日記』(NHKEテレ)内にて、夫婦別姓を望み、事実婚状態となっている夫婦が、亀井静香元衆議院議員と対談。その中での亀井氏の発言が、インターネット上で波紋を広げている。
■亀井氏「夫婦別姓」には反対
亀井氏は、1996年の選択的夫婦別姓の導入法案に、当時自民党議員として強く反対。2010年の民主党政権のときにも、閣僚の1人として反対してきた。
夫婦別姓を望む夫婦が亀井氏のもとを訪れると、「あんたたちは、そんなややこしいことをして、生きていかなければいけないのか」「愛し合ってんだろ? 愛し合っているんなら、姓が一緒でないと困るんじゃないの?」と、ふたりが“事実婚”であることに、亀井氏は顔をしかめる。
■「体も1つになってんだろ?」
続けて、亀井氏は「(女性に向かって)あんただって、体も一緒になるんだろ? だから心も一緒になったほうがいい。ぜんぶ一緒になったほうがいい」と発言。
夫婦別姓に反対する理由については「勝手なことをやっている人に、国家が全部合わせていったらどうするんだ」「たりようがないよ。1人のわがままに合わせていったら」とも述べた。