宮根誠司、会長候補検討委に素朴な疑問 「透明性って言われるが…」
森喜朗元会長の後任を選ぶ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の候補者検討委員会のメンバーが判明し、宮根誠司が素朴な疑問を口にする。
16日、森喜朗元会長の後任を選ぶ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の候補者検討委員会による1回目の会合が行われた。同日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でも報道され、番組司会の宮根誠司が素朴な疑問を口にした。
■「非公開」とされていた8人のメンバー
候補者検討委員会のメンバーは非公開とされていたが、組織委員会・御手洗冨士夫名誉会長、JOC・山下泰裕会長、東京都・多羅尾光睦副知事、スポーツ庁・室伏広治長官、元バレーボール選手・荒木田裕子氏、元体操選手・田中理恵氏、元柔道選手・谷本歩実氏、競泳パラリンピアン・成田真由美氏との報道が。
男女比についても、男性4名、女性4名となっている。
■宮根「透明性って言われるが…」
35人いる理事の中から選ばれた候補者検討委員会のメンバーに、宮根は「透明性、透明性って言われるんですけれども、どういう基準でこの方々が選ばれたのかなって。まず最初に疑問に思ったんですけど」と素朴な疑問を口にする。
これについて、スポーツ社会学者・溝口紀子氏は「日本のお家芸にあたるような競技団体の代表の方が、選考委員に選ばれたのかなという印象は持ちました」と私見を述べた。
■早ければ17日にも新会長が内定?
16日に行われた1回目の会合では選考基準などが決定され、明日2回目の会合で、各委員がそれぞれ1名以上候補者を提案。
提案された候補者の中からさらに3人に絞り込んだうえで優先順位をつけ、その順位通り、候補者に意向を確認し、承諾が得られれば、明日17日にも新会長が内定する見通しだ。
新会長の候補として、すでに様々な人物の名前が上がっているが、最終的に誰に決定するのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)