YouTubeに超過激動画をアップ 強盗ドッキリをしかけた若者が悲惨な末路
より過激な動画を撮影し、多くの人に見てもらいたい。そう考えた若者が、撃たれて死亡する悲劇が起きた。
すごい動画を公開し、視聴者をあっと言わせたい。そんな気持ちから、いたずら動画の撮影を思いついた若者が最悪の結末を迎えたことを、『New York Post』など海外メディアが報じた。
■いたずら動画を撮影へ
米国・テネシー州で暮らしていたティモシー・ウィルクスさん(20)とその友人が、YouTubeにおもしろい動画をアップして話題を集めたいと考えた。
そこで思いついたのは、いたずら動画。人気の屋内娯楽施設で強盗のふりをしようと思い立ったティモシーさんらは、リアルな反応が得られることに期待し、大型の肉切り包丁も用意。準備を整え、2月5日の晩に施設に向かった。
■慌てて自衛した男性
現場に到着したティモシーさんらは、駐車場で見かけた一行に接近。包丁を持って近寄るティモシーさんに一行は震え上がり、一人の男性(23)が咄嗟に所持していた銃を取り出して、ティモシーさんを射殺した。
「自分と仲間を守りたい」。その一心だったという男性は警察に事情をきかれ、「イタズラだとは全く気づきませんでした」と話している。男性は現時点では起訴されておらず、警察は今も詳しい経緯を確認するため捜査を続行中だ。