漫画家・小林よしのり氏が日韓関係を斬る 「弱い政権がポピュリズムに走る」
慰安婦問題や戦後補償問題などについてもこれまで積極的に発信してきた小林よしのり氏。こじれる現状については…。
■日本以上に強い儒教の影響
−−−日本も儒教の影響は受けているといわれます。
小林:そう。天皇は男系じゃなければいけないとか、完全な儒教の考えだからね。つまり、男の血が尊い、女の血はつまらないという。これは奈良時代とかその辺に入ってきたものだ。
男尊女卑という中国から入ってきた儒教の考えが、日本でもずっと続いちゃってる。韓国はもっとすごい。儒教思想が純化されてしまっている。自分のとこよりも下位秩序にいるこの国が、自分の国よりも発展することが許せないという状態になってる。
■原点に立ち戻るべき
小林:こんなに日本に対して憎悪を持ってる、なら日本はきっと悪いことをしたんだろうと、諸外国の人は思うのかもしれんけど、全然違う。韓国という国を分かっていない。
韓国では、落ちた奴を叩くことがよしとされる。つまり、水に落ちた犬は叩けとばかりに、叩きまくる。情を見せない。グローバリズムが進み、地球市民なんてことが言われたけど、各国それぞれ違うんだという原点に立ち戻るべきだ。
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(取材・文/France10・及川健二)