店頭に置かれたゲーム機、価格設定を見ると… 予想外すぎる仕様に原人も衝撃
とあるハードオフ店舗で発見されたゲーム機が話題に。「動作確認」の概要を確認すると…。
電子機器を中心とした、中古品やジャンク品を手広く扱っているのが「ハードオフ」。人によってはまさに「宝の山」そのもので、様々な時代の商品がごった煮となった独特の雰囲気は、ヤミツキになること必至である。
中古品をメインに取り扱っているため、ときには思わず目を疑ってしまう商品に出くわす機会も少なくない。
■店頭にあったゲーム機、よく見ると…
例えば、12日にツイッターユーザー・情報担当SSさんが投稿したツイートに注目してみよう。こちらはハードオフ店頭で見かけたゲームハード「プレイステーション3」(PS3)の写真が添付されている。
「ジャンク品」の表記がされた同商品には2,750円(税込み)の価格が付けられているが、注目すべきは「動作確認」の項目。こちらには「チェック時、スパIVプレイできました!」「が、そのまま出てこなくなりました」「スパIVはいつでもプレイできるスパIV専用機です」と、なかなかパンチの効いた仕様説明が記されていた。
スパⅣ限定は草 pic.twitter.com/jea1D8bb0a
— 情報担当SS (@ZyouhoutantouSS) February 12, 2021
■そもそも「スパIV」とは?
格闘ゲーマーたちにとっては既知の事柄と思われるが、「スパIV」とは、格闘ゲームの代名詞である「ストリートファイター」シリーズのナンバリング作品「ストリートファイター4」作品における「スーパーストリートファイター4」を指す。
現在は続編の「ストリートファイター5」(スト5)がリリースされたこともあり、半ばレトロゲーに足を突っ込んだ状態ではあるが、「ストリートファイター2」(スト2)とも共通するシンプルなシステムや奥深さ、同作を知らずとも強豪プレイヤーの対戦動画を観るだけで心躍る「分かりやすさ」や「派手さ」は、動画配信の文化にも迎合。
現在でも根強いファンが多く、彼らは最新タイトルをプレイしないことに対する誇りと自虐が入り混じった「ウル4原人」という呼び名のもと、今日も各地のゲームセンターでしのぎを削っている。
なぜ今回のような事態が起こったのか販売店舗を直撃してみると、思わずホッコリしてしまう事実が明らかになった。