リアルすぎる「あさりぬいぐるみ」が話題 製作者に人気の秘訣を聞いた

本業は刺繍のメーカーがぬいぐるみ製作で大ヒット。そのわけとは…

2021/02/11 16:05

■著作権切れの犬がモチーフ

過去に一番人気だったものが、江戸時代の絵師・長沢芦雪(ろせつ)氏の「白象黒牛図屏風」の犬をモデルにしたぬいぐるみだ。文化庁によると、著作権の保護期間は原則として著作者の生存年間及びその死後70年間。ちなみに長沢芦雪氏は1799年に亡くなっている。

犬ぬいぐるみ
(写真提供:ボクトウ刺繍)

一時期ネットで話題になり、膝にちょこんと乗せるのにちょうど良い大きさということもあり、抽選予約販売するほどの人気ぶりだ。


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■創る楽しさを追求

平栗氏は「かわいいキャラクターぬいぐるみは、世の中にたくさんある。わたしは、そこを狙うのではなく著作権フリーな日常にある「買いたい」と思ってもらえるものを作り続けたい」と話す。

ぬいぐるみ
(写真提供:ボクトウ刺繍)

最後に「小さな街工場なので、常に売れる商品を狙うのではなく、創る楽しさもまた追求していきたい」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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