弁護士が刑務所でこっそり猥褻動画を制作 女性受刑者と自身の絡みを…

正義感と使命感で働いている法曹界の人々は、この事件にどれほど腹を立てていることだろう。

2021/02/07 15:20

女性囚人
(sakhorn38/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

米国・フロリダ州のタンパ市で今、とんでもない職権乱用の末に、弁護士資格を剥奪された男の話題が拡散中だ。性的な魅力がある女の受刑者に対し、男の欲望をむき出しにしていたことを、地元メディアの『Tampa Bay New』などが報じている。


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■25歳の女の被告に迫る

事件を起こしたのは、フロリダ州のピネラス郡やヒルズボロ郡で、弁護士として活動していたアンドリュー・スパーク(58)。2017年秋、刑務所を舞台に犯行を開始した。

シャウナ・ボセリという女の被告(当時25歳)が有罪判決で投獄されたことを知ったスパークは、弁護を担当するわけでもないのに接見を希望。すんなりと許可されたという。

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■甚だしい職権乱用

ボセリは、7歳の女の子と2人でみだらな行為を働く児童ポルノを制作し、夫とともに起訴されていた。

スパークは以前、あるポルノ・イベントで彼女に出会っており、互いに面識があったという。ボセリの出演する動画を見て、彼女の魅力にとりつかれていたスパークは、やがて獄中で彼女に関係を迫るようになった。

職権乱用が甚だしいスパークの卑劣な行為は、接見後にズボンのファスナーを上げ忘れたことがきっかけで発覚。2019年2月、スパークには保護観察5年の処分が下ったが、売春規制法違反という軽い扱いだった。

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■動画『刑務所の女の子たち』

ところが先月、ボセリ以外にも被害者がいることが発覚した。

『刑務所の女の子たち』なるタイトルの動画を制作していたスパークは、2017年10月、ヒルズボロ郡の刑務所にいるアントワネット・ローズという女性受刑者に、「報酬は前払いする。オーラルセックスを撮影させてほしい」と持ち掛けていたのだった。

今度こそ永久に弁護士としての資格をはく奪されたスパークだが、最初の処分自体が甘すぎる、弁護人でもないのになぜ簡単に接見を許可するのかなど、批判の声は多いようだ。


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■高齢者2割が弁護士を頼りに

万が一トラブルに巻き込まれた際には、頼りにしたい弁護士。しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「弁護士を雇ったことがある」と答えたのは全体の11.4%だった。

仕事柄か男性のトップは50代の19.2%で、熟年離婚での財産分割トラブルということか、女性のトップは60代だった。

弁護士を雇った経験者の割合

今どきは、いきなり個人の弁護士に相談せず、ウェブサイトや電話で無料相談からスタートするケースが多い。日本司法支援センターの「法テラス」などは特に有名だ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日 
対象:全国10代~60代の男女1,653名 (有効回答数)

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