娘の弁当に応援メモを添え支える父親 書籍化された深い愛情に称賛の声

娘を応援したい、心に寄り添ってあげたいと考えたある父親。彼が弁当とともに毎日持たせたメモの内容に、話題が集まっている。

弁当とメモ
(igorbondarenko/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

大切な娘が、学校でストレスや不安を感じているのかもしれない。そう考えた愛情深い父親が、毎日もたせる弁当に応援メッセージを添えサポートした。そんな素敵な親子関係について、『TODAY』などが伝えている。


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■娘の異変に気づいた父

今から数年前、米国・ジョージア州で暮らしていた男性が、大事にしていた仕事を失った。

大打撃を受けた男性は、妻子と一緒に故郷ルイジアナに引っ越すことを決意。しばらくは無職状態だったため家族と向き合う時間に恵まれたが、小学4年生になる娘は転校を機に不安な様子を見せ始め、男性は居ても立ってもいられなくなった。

「父である僕が、どうにかしてあげたい」と考えた男性は、あるアイデアを思いついた。

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■メモに綴った思い

話すより文章を書くほうが得意な男性は、娘に持たせる弁当袋にメモを入れることにした。サンドイッチを食べるとき、娘に読んでホッとしてほしい。自分が親に言ってもらいたかったことを、今こそ思い出そう。

そんな思いから、男性は「毎日パンツをはきかえるように、ネガティブな思考もきちんと切り替えよう」「褒め言葉も批判もきちんと受け止めよう、おひさまと雨がなくちゃお花も咲かないよね」「お前はレディーにならなくてもいいぞ、レジェンドになってみせろ」などと書くようになった。

学校の先生たちにも反響があったこのメモは、いつしか600枚を突破。そして2018年には書籍化され、「良い本だ、素晴らしい」「人生訓の本として最高だ」と大評判になった。

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■娘の父に対する気持ち