口論の末に15歳少女を刺殺 12歳から14歳まで少女4名を殺人容疑で逮捕
友人から刃物を向けられた瞬間、15歳の少女はどれほどの恐怖を強いられたことだろう。
友人グループと思われた5名の少女たち。だが、1人のポケットにはナイフが隠されていた。このたび米国のルイジアナ州で、15歳の少女が友人の1人にナイフで刺され死亡したことを、地元の『KLFY-TV』ほか多くのメディアが報じている。
■食料品店で大喧嘩
事件は23日午後7時半ごろ、ルイジアナ州カルカソー郡のレイクチャールズ市で発生した。
10代前半の少女5名のグループが、スーパーマーケットの『ウォルマート』で激しい口論を繰り広げ、そのうち15歳の少女がナイフで胸を刺されて倒れ、ほかの少女たちは逃走した。刺された少女は、市内の病院に救急搬送されるも死亡した。
■全員を少年拘置所へ
その後、カルカソー郡郡保安官事務所は、店から逃走していた12歳から14歳までの4人の少女の身柄を拘束。現在、全員が少年拘置所で過ごしている。
うち、リーガン・ブルサードという13歳の少女が第二級殺人の容疑で起訴され、ほかの3人の少女については、刃物を手にしていなかったものの殺意は等しかったとして、共謀共同正犯の責任を問われることになるという。
■「情報は慎重な取り扱いを」
同保安官事務所は、この事件に関して「大変ショックな事件で胸が痛みます」としたうえで、加害者4名の年齢が12歳、13歳、14歳であることから、事件の報道においては個人情報の取り扱いに十分な配慮を求めた。
また、被害者や加害者に関する情報提供の協力を市民に呼び掛ける一方、個人を特定するようなネットへの書き込みは断じて許されないと強調している。
■凶器を向けられた経験は?
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「包丁など凶器を他者から向けられた経験がある」と回答したのは全体の11.3%。全年代で、男性のほうが多いこともわかった。
刃物など凶器を持ち歩き、他人にそれを向ければ、自分の人生も棒に振る。このことを決して忘れてはならない。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,653名 (有効回答数)