豪華な朝食を準備した妻に起こされ激怒 熱湯を浴びせた夫が逮捕に
妻の背中にはひどい熱傷の跡が残ってしまったが、事件当時、娘を守ることに必死だった。
休日であったが早起きし、「豪華な朝食を作って、夫婦でちょっと素敵な気分を」と考えた健気な妻。だが夫はそんな妻にひどく腹を立て、大変暴力的な行為に出た。イギリスの『Mirror』や『THE Sun』が報じている。
■いつもより豪華な朝食を
トルコのコンヤ市に住むルキエ・アイさん(23)は、1月9日土曜日の朝、結婚して5年目になる夫アリ・アイ(28)を喜ばせようと、いつもより手の込んだ朝食を準備していた。
それをベッドに運び、まだ寝ている夫を起こしたルキエさん。「たまにはベッドで朝食を」という習慣は、欧米ではSNSでも人気のテーマだ。だが、睡眠を邪魔されたことに激怒したアリは、ルキエさんに対し「なぜ起こしたんだ。邪魔するな」と怒鳴り始めた。
■怒りが収まらない夫
ルキエさんは娘と一緒に朝食を食べることにしたが、アリもふたりの元へ。妻に「もう離婚だ。娘の親権はお前にはやらない」と吐き捨てるように言った。
それでもまだ怒りが収まらないアリは、キッチンから熱湯を持ってきて、ルキエさんの首から背中にかけて大量に浴びせかけた。正面から顔にもかけられそうになり、ルキエさんは咄嗟に背を向けたが、熱湯はそばにいた娘の脚にもかかったという。
■根強く残る男尊女卑の精神
その後、あまりの痛みで意識を失いかけたルキエさんは、髪をつかまれトイレのほうへ引きずられた。娘の泣き叫ぶ声でルキエさんは意識がはっきりと戻り、アリが父親に電話をかけている隙に、娘を連れて隣家に助けを求めた。
通報で駆けつけた警察官は、ルキエさんの真っ赤に腫れあがった患部を確認するとアリを逮捕したが、なぜか事情聴取を受けたのみで保釈に。男尊女卑が根強く残るトルコでは、男性のDV事件は見過ごされがちだ。
だが、この事件を知ったトルコの女性たちが警察に猛烈に抗議したため、現在アリの身柄は拘置所にある。
■結婚を後悔したことは?
しらべぇ編集部が全国20〜60代の既婚男女701名を対象に調査を実施したところ、「この相手と結婚しなければよかったと思うときがある」と答えた人は、全体の40.7%だった。
性年代別では20代男性と30代女性で高い割合を示している。まだ遊びたい盛りの20代男性、そして同級生や同僚などと自分の結婚生活の「幸せ度」を比べてしまいがちな30代女性、といったところだろうか。
だが結婚には諦めや、相手に多くを期待せず、自身で楽しいことをあれこれ見つける心掛けも大切だ。日々の小さな幸せを共有し、笑いを忘れない夫婦を目指していきたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)
対象:全国20代~60代既婚者の男女701名 (有効回答数)