だいぶ強烈なPCR検査体験談 「会場が謎の古民家」「咳する人と3密待機」
各地でPCR検査センターが出現しているが、個性的な現場も多いようで…
■「おばあちゃんの家のよう」
また同じく1月に検査を受けた40代男性Bさんは、「僕が行ったのは民家のような場所でした。15メートルくらい細い路地を進んだ先にあった隠れ家みたいな場所で…(笑)」と仰天の報告。
「おそらくクリニックと検査場を分けるため、近隣の空き家をPCR検査専用の出張所として借りているんだと思います。HPはすごく立派だったのに、現場は謎の古民家で、まるでおばあちゃんの家のよう。妙に和みました」とその不思議な空間について説明した。
■遠隔で指示を受けつつ…
検査や対応に問題はなかったが、現場ではちょっとした疑問が残ったという。
「先生らしき人や看護師さんらしき人は出てこず、白衣を着たバイトみたいな男の子が対応してくれました。検査器具などには一切触れられないルールのようで、ちょっと離れた場所から『では唾液をそのコップに入れて、続いてあっちの容器に移し替えて…』みたいに遠隔でアナウンスしてくれるんです。人手不足なのかな…」とその時に思ったという。
昨年秋頃に比べると、検査価格の平均額も下がり、より身近になったPCR検査。高まる検査ニーズに合わせようと、“いろいろな”施設が出現しているようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)