「私はロボットではありません」史上最大の難問が誕生 挑戦者は続々ロボットに
「自分がロボットではない」と証明する問題シリーズで、過去最高の難問と名高い出題が話題となっている。
■「私はロボットではありません」とは?
生活の中にインターネットが当たり前にある現代社会では見たことがない人の方が少ないかもしれないが、「私はロボットではありません」とは、Google検索を利用しているときに突如現れる質問のことである。
こちらの表示が現れた際、ユーザーは「私はロボットではありません」というチェックボックスにチェックを入れ、9枚の写真か16分割された写真を元にした出題に答えなければならない。
「道路標識」や「横断歩道」などを目視の上で選択させるのが定番問題だが、「角度によっては標識なのか信号機なのか判別できない」「横断歩道がギリギリ途切れているようにも見える」といった要素が加わると、難易度が格段に跳ね上がる。
「おれは人間だ…誰が何と言おうと人間なんだ…」と自身に言い聞かせ、ロボットでないことを証明するため、血眼になって出題と向き合った経験のある人も多いことだろう。
■難しすぎるパロディが登場
また、選択式の出題という点が非常に汎用性が高く、フォーマットに画像を落とし込めばパロディ問題が容易に作れてしまうのも特徴。
「私はロボットではありません」「ネタ」という2ワードを入力してググッてみると、そっくり芸能人や歴史上の人物の顔写真が使用された二次創作問題が多数確認できる。
そんな根強い人気を誇る「私はロボットではありません」界に激震が走ったのは、27日のこと。集英社メディア「よみタイ」にて『ブンゴウ泣きたい夜しかない』を連載中の進士素丸(しんじ・すまる)氏は「進めない」とただ一言だけつづり、「私はロボットではありません」ネタの画像を投稿。
進めない。 pic.twitter.com/wl0J0rYips
— 進士 素丸 (@shinjisumaru) January 27, 2021
そこには「ちゃんとした大人の画像を全て選択してください」と問題内容が書かれており、選択肢に並んだのは谷崎潤一郎、太宰治、三島由紀夫といった日本が誇る文豪9名である。