不織布マスク警察の登場で変化したこと 志らくは「警察っていうのを撲滅すべき」
不織布マスク以外のマスクを認めない「不織布マスク警察」の登場により、世間では意外な変化が。これに立川志らくがコメント。
28日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、不織布マスク警察の登場によって起きた世間の変化について特集。これに番組MC・立川志らくが苦言を呈した。
■不織布マスク警察対策にダブルマスク
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、感染予防対策の効果が高いとされている不織布マスクを着けていない人に対して、過剰といえるまで注意をする「不織布マスク警察」が登場したと話題に。先週の放送では、不織布マスク警察に指摘された人を取材し、大きな反響があがっていた。
不織布マスク警察の目が厳しい現在、世間ではウレタンマスクや布マスクの上から不織布マスクを着用する「ダブルマスク」をする人が増えているという。
番組取材班が実際にダブルマスクをしている人に話を聞いたところ、「不織布マスク警察さんっていうのがいるということで、ちょっと怖いので(不織布マスクを)してるという部分はあります」と語った。
■売り上げが10分の1になる企業も
不織布マスク警察の影響は、マスク製造会社にも及んでいる模様。シルクのマスクを製造している会社は、不織布マスク以外NGの店舗や不織布マスク警察の登場により、商品のキャンセルが続出しており、売り上げが最盛期の10分の1程度まで減ってしまったという。
また、同社で販売しているシルクマスクの生地の間には、不織布シートが入っている。しかし、そのことを知らない購入者から「今まで俺に布のマスクをよく売りやがって! 今まで買った分を返金しろ!」といったクレームの電話が相次いでいるそうだ。