指原莉乃から島村嬉唄まで ハロプロ経由アイドルという隠れた逸材ルート
元ハロプロの島村嬉唄がアイドルグループ『きゅるりんってしてみて』に参加し、話題。ハロプロ経由アイドルの魅力の秘密を分析。
元ハロプロのカントリー・ガールズであった島村嬉唄(しまむらうた)が参加するアイドルグループ『きゅるりんってしてみて』が、新たに発足した。なぜハロプロを経由したアイドルに逸材が多いのだろうか。
■ハロプロと指原莉乃
ハロを経由したアイドルの最も代表的な例は、指原莉乃である。指原はハロプロが好きなことで有名だ。指原がハロ好きで、また最も出世したと言っていいアイドルであるのは一貫した所以がある。
自身が著書でも記しているように、指原はハロファンの豊穣なウェブ文化を経由して成長してきたのであった。またハロのコンサートで、大人のファンと未成年の頃から接してきた経験も活かされていると思われる。
■AKB48とハロプロ
AKB48の強みであるウェブ文化は、そもそもハロプロが元祖なのだ。もともと「推す」 や「ヲタ」という言葉もハロファンのウェブ文化から生まれたものであった。
つまりAKBは、豊穣なハロのウェブ文化を継承あるいは輸入して成功したと言える。 AKBのデビュー当時、アイドルは主にハロプロぐらいしかいなかったので、AKBの初期のファンにはハロファンが多かったのだ。