補修材料を売るDIYショップの壁が崩壊 建設資材の下敷きで1名が死亡
壁に不具合や破損などが見つかったとき、補修材料を買い求め、方法を教わることもあるDIYショップだが…。
DIYショップに並んでいる無数の建築資材。まさかそれらがいきなり崩れるとは…。恐ろしい事故の話題を、米国のメディア『WFLA-TV』『News Break』などが報じた。
■建築資材も雪崩を起こす
米国・フロリダ州のセント・ピーターズバーグにある、有名DIYショップの「HOME DEPO」。その店舗で建築資材コーナーの壁が壊れ、陳列されていた大量の商品が崩れ落ちた。
この事故で、配送の準備にあたっていたシルナス・リロイ・リー・エイモンさんという47歳の配送スタッフが、死亡したことが報じられている。
■原因は現在調査中
エイモンさんは業務委託を受けている運送業者のスタッフで、現場では石膏ボードをトラックに積む作業を行っていた。壁の崩壊とともに極めて重い建設資材が彼の体に覆いかぶさり、その下敷きになったという。
壁が崩れた原因については、何らかの衝撃が加わったのか、それとも自然に起きたのか、現在も調査が行われている。
■よりによってDIYショップで
DIYショップでは、壁の破損や亀裂などを補修する材料を販売している。よりによって、そのような店舗で壁が崩落するなどという事故が起きるのは、いかがなものか。
「もしも壁が自然に崩壊したのだとしたら、まずは店舗の安全性を今すぐ点検し、ただちに補修工事を」と、皮肉交じりに伝えるメディアも多いようだ 。
■手先の器用なネイティブアメリカン
休日には2人の娘とともに狩猟、木工、ガーデニングを楽しむなど、配送の仕事ばかりか、自身も大変なDIYファンだったエイモンさん。
パットナム郡出身のネイティブアメリカンである彼は、先祖から受け継いできた生活の知恵や手先の器用さが光り、ショップにとって大変貴重な存在だったという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)