60代女性の4割が新型コロナで自宅を換気 一方で「冬場は寒い」との意見も
新型コロナウイルスの予防に、部屋の換気は有効である。しかし冬場は寒いために、換気できていない人もいるだろう。
■窓を開けると寒いので
冬場は寒いので、換気対策をしていないという人も多い。
「新型コロナの予防に換気が必要なのはわかっているけれど、やはり冬場は寒いので窓を開ける気にはならない。換気のせいで風邪を引いてしまっても、意味がないと思うので」(30代・男性)
「手洗いやうがいなどの対策はきっちりとやっているけれど、自宅の換気はあまり意識したことがなかった。窓を開けると寒いので、感染対策よりも暖かさを選んでしまう」(40代・女性)
■厚生労働省が推奨する「二段階換気」
厚生労働省では、冬場の換気方法に「二段階換気」を推奨している。
●窓開け換気のポイント【二段階換気】
冬場の換気のコツとして、人がいない部屋の窓を開け、廊下を経由して、少し暖まった状態の新鮮な空気を人のいる部屋に取り入れる方法があります。
この方法は急激な室温変化を抑えながら、効果的に換気することができます。 (2/5) pic.twitter.com/gPqgloZmnW— 厚生労働省 (@MHLWitter) November 30, 2020
二段階換気は、人のいない部屋の窓を開け、廊下を経由して新鮮な空気を人のいる部屋に送り込む方法である。室内の温度低下を防ぎながら、換気できるのだ。
「冬場の換気はたしかにつらい部分もあるけれど、このような状況なのでできる対策はしていきたい。やはり家族には、新型コロナに感染してほしくないから」(40代・女性)
二段階換気などを取り入れ、できるだけ室温を下げずに対応したいものである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)