空港で3ヶ月生活していた男を逮捕 理由は「新型コロナが怖かった」
不安に耐えきれず、空港でホームレス生活を続けた男。その暮らしぶりは、どのようなものだったのか。
■逮捕された男
シン容疑者が提示した職員バッジは、空港の職員が紛失届を出していたものと判明。身柄を確保された容疑者は「新型コロナのせいで、家に帰るのが怖かったのです」と話しているが、空港内に設けられている制限区域への不法侵入、また窃盗で訴追されたとアメリカのメディアは報道した。
この件について、判事は「非常にショッキングなこと」「空港の警備は万全であるべき」と発言。容疑者がなぜこの空港を選んだのか、またシカゴに知人や親戚がいるのかなどについては分かっておらず、27日に受ける裁判で何を話すかに注目が集まりそうだ。
■新型コロナ不安を募らせる人々
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女3,140名を対象に調査した結果、全体の44.6%が「連日の新型コロナ感染者数を見ると不安になる」と回答した。
シン容疑者も不安になり、恐怖心はマックスに。その結果カリフォルニア州に戻るのが嫌になったというが、空港で利用客から食べ物をもらいしのぐ生活では、十分な感染予防は困難だろう。それにも気づかぬほど、容疑者は精神的に追い詰められていたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)