不織布マスクの独特なにおいはガスのせい? マスクメーカーに話を聞いた
不織布マスクの独特なにおいの原因はガス? マスクメーカーに話を聞いてみた。
21日に放送された『バイキングMORE』(フジテレビ系)では「不織布マスクの独特なにおい」ついて議論が交わされた。番組で「そのにおいは滅菌のためのガスが原因かもしれない」という話があったが、世間で販売されているマスクの中には、そこまでにおいがしないものもあるだろう。
■においは滅菌の証拠?
その議論の最中、松嶋尚美が不織布マスクのにおいが気になるため「一度洗ってから使用している」と明かし、共演者たちからツッコまれる一幕があった。
昭和大病院感染症内科の二木芳人客員教授は「そのにおいは滅菌するためのガスによるものではないか」と推測していたが、となると、その独特なにおいがあまり感じられないマスクは「滅菌がされていない危ないもの」ということになるのだろうか。
■マスクメーカーに話を聞いた
そこで「日本マスク®」というブランドを展開しているマスクメーカー・横井定株式会社の担当者に話を聞いた。
担当者によると「一般で販売されているマスクは滅菌されていません」と予想外の回答が。しかし「医療関係者であれば、滅菌のマスクを使用している可能性はある」とのことらしく、不織布マスクの独特なにおいは「主に素材自体のにおいではないか」と見解を示した。