が~まるちょば、モヒカン姿を封印 「パントマイムのすごさ」を証明

パントマイム・アーティストのが~まるちょばが言葉を使わず体ひとつで複数の物語を展開。観客を魅了した。

が~まるちょば

21日、パントマイム・アーティストとして活動するが~まるちょばによる舞台『が~まるちょば LIVE 2021 STORIES “ PLEASE PLEASE MIME ”』が、東京紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて初日を迎えた。


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■モヒカン姿を封印

ソーシャルディスタンスを保つ必要がある今だからこそ、ソリストとして意味のある舞台芸術作品を届けることを掲げた本公演。

テレビでよく見るトランクを使うショーや、自身のトレードマークとも言えるモヒカン姿を封印し、セットのないシンプルなステージの上で、言葉を使わず体ひとつで複数の物語を展開していく。

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■設定ごとに異なる人物を熱演

前半のショートスケッチでは、舞台上で多くのトラブルに見舞われていくピアニストや、ちょっと間の抜けた銀行強盗など、設定ごとに異なる人物を熱演。

豊かな表情と細やかな目線、卓越した動きで、時にコミカルに、時に繊細に、いま起こっていることを表現し、会場の笑いを誘う。

さまざまな喜怒哀楽の形を届けながらも、声を発することは一切なし。しかしながら、キャラクターの個性や置かれている状況、感情の移り変わりが伝わってくる内容に、大きな拍手が起こった。

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■「これぞ、が~まるちょば」と言える大作