東野幸治、会社が赤字と聞いてとった行動 「吉本愛に溢れてる」と感動の声
新型コロナウイルスの影響を受けている吉本興業のために、東野幸治がとった行動とは。
お笑いタレント・東野幸治が20日、自身のYouTubeチャンネルを更新。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている自身の所属事務所・吉本興業を思いやった決断が話題になっている。
■ケータリングを辞退
「コロナによって吉本興業は、去年の売上が完璧に赤字。めちゃくちゃ赤字」という話をチーフマネジャーから聞いたという東野。
コロナ禍で例年通りイベントや劇場を開催できず、また、芸人も営業の仕事が激減するなど、会社全体でダメージを受けているようだ。
そこで、自分に何かできることはないかと頭を働かせた結果、ケータリングを辞退することにしたという。
■自らのお金で購入
今までは会社の経費で週刊誌、スポーツ新聞、コーヒーなどが楽屋に用意されていたらしく、その環境で20年以上過ごしてきたが、会社の厳しい経営状況を聞いて、東野は「もう俺、ケータリングいらんわ」と申し出た。
浮いた経費を年間で計算すれば、社員1人の1ヶ月分の給料になると予想し「それぐらい浮くんであればと」と決断。現在は、自らお金を払ってコーヒーやスポーツ新聞を購入していると明かした。
■「ゴシップ兄さん」の肩書きは…
楽屋に置いてあったゴシップ雑誌から情報を得て、番組ゲストに根掘り葉掘り聞くスタイルで「ゴシップ兄さん」と称されてきた東野。
しかし、今回の決断は、ゴシップを収集する手段がなくなることを意味するとし、「もうゴシップ兄さんという肩書き、今回をもっておろさせていただきます」と報告した。
■思いやりに感動の声
自身の武器の一つでもある「ゴシップ」を手放すという、芸歴30年以上のキャリアを持つベテラン芸人の会社を思いやった行動に、ネット上では感動する声が続出。
「世間が不況でも、そういう配慮や自己犠牲ができない人が多い中、ケータリングを遠慮する思いに感動です」「会社を想いケータリングを辞退、吉本愛に溢れてるな」「事務所の不景気を気にして自らケータリングを辞退する東野さんが神々しく思えました」などのコメントが書き込まれている。
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(文/しらべぇ編集部・RT)