今日から首都圏で終電繰り上げ 利用する場合は必ず事前確認を
緊急事態宣言に伴い、政府や1都3県の知事からの要請を受け、1月20日(水)から終電繰り上げに
緊急事態宣言の発令に伴い、本日1月20日(水)より、JR東日本など首都圏の鉄道会社が終電時間を繰り上げる。各社で張り紙や駅員が呼びかけも行なっており、利用する場合は必ず時刻表の確認が必要だ。
■25の事業者が終電を繰り上げ
終電の繰り上げは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、政府や首都圏の1都3県の知事からの要請を受けての対応だ。
国土交通省の発表によると、25の事業者が終電の繰り上げに応じ、JR東日本では、1月20日から11線区計42本(土日は40本)終電繰り上げの対象となり、期間は「当面の間」と発表。
東京メトロも「全路線で、終電時刻を現行より概ね10~20分繰上げ、千代田線北千住発松戸行きの終電は現行の時刻のまま」と発表した。
■乗換検索サービス各種も対応
これに伴い、公共交通機関の乗り換え検索アプリやウェブサービスも、終電繰り上げ後の時刻表の反映が進められている。
ジョルダンは、iOS/Androidアプリとウェブサービス「乗換案内」の対応を今月16日までに完了。Yahoo!も18日にスマートフォン向けアプリ「Yahoo!乗換案内」とWebサービス「Yahoo!路線検索」の対応を完了したと発表している。
■ネット上の反応は…
いよいよ実施される終電の繰り上げに、インターネット上では「仕事が遅くなって帰りで1本逃すとつらいかも…」「これから仕事終電気にしなきゃだわ…」「終電繰り上げされると普通にバイト帰れない」と、仕事などへの影響を懸念する声も。
各社のダイヤが変更になったことで、時間帯によっては「乗り継ぎができなくなる」事態も懸念されるため、必ず事前に利用する路線の時刻表を確認してほしい。
・合わせて読みたい→江ノ電からのお知らせがホラーすぎと話題 取材するとまさかの回答が…
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)