レストランで働く女性がお手柄 客の様子から虐待を察知し加害者逮捕に貢献
食事をしに、レストランにやってきたある家族。その様子が普通でないことに店の女性がすぐに気づき、ある行動に出た。
■悲惨な虐待の実態
取調べの結果、男の子は拷問に近い虐待を受けていたことが判明。体中にあざができていたことから、病院で治療を受けさせたという。
ちなみに父親は男の子の実父ではなく継父で、こぶしで殴りつける、手錠をはめて拘束する、食事を与えないといった方法で男の子を苦しめていたことも明らかになった。もし虐待発覚が遅れていたら、殺人に発展していた可能性もある。
ちなみに4歳の妹は虐待を受けていなかったとみられているが、こちらも男の子といっしょに保護された。
■虐待した経験者の割合
しらべぇ編集部が全国20〜60代の子供を持つ男女764名を対象に調査した結果、全体の11.1%が「子供を虐待してしまった経験がある」と回答した。
むごい方法で男の子を苦しめた継父は児童虐待で、またそれを止めなかった母親はネグレクトで逮捕・起訴された。
虐待被害に気づき通報したことで英雄と称賛された女性は、「本当の英雄はあの男の子です」とコメント。「助けが必要だと、勇気を出して私に伝えてくれました」「しっかり抱きしめてあげたい気持ちです」とも話している。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国20〜60代の子供を持つ男女764名 (有効回答数)