レストランで働く女性がお手柄 客の様子から虐待を察知し加害者逮捕に貢献

食事をしに、レストランにやってきたある家族。その様子が普通でないことに店の女性がすぐに気づき、ある行動に出た。

虐待・しつけ
(takasuu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

食事に来たにもかかわらず息子には注文させない両親を見て、「何かが変だ」と感じた店の女性。その異様な雰囲気から虐待を疑った女性が両親の逮捕に貢献したことを、『New York Post』など米国のメディアが報じた。


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■レストランを訪れた親子

米国・フロリダ州のレストランで働く女性が、正月に客として店を訪れた一家の様子を見て不自然だと感じた。夫婦は4歳の女の子と11歳の男の子を連れて来店したが、男の子には食べ物をいっさい注文させなかったためだ。

心配した女性が「大丈夫ですか」と声をかけたが、父親らしき男は「問題ないよ、こいつには家で食べさせるから」と返答。だがガリガリに痩せた男の子はおでこに傷があり、目の周りにはアザができていた。

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■虐待を疑った女性

レストランに連れてきたというのに、何も食べさせないこの両親。しかも男の子の表情が暗くケガをしていたことから、子供を持つ母親でもある女性は「両親による虐待ではないか」と疑った。

そこで紙に「だいじょうぶ?」と書き、両親の背後から男の子にそっと見せることに。それに気づいた男の子はうなずいたが女性は信じず、今度は「助けが必要な状態なの?」と別の紙に書いて男の子に見せた。

男の子がようやく「うん」という合図を送ったことから、女性はすぐに通報。これを受けた警察が駆け付け、両親の身柄を確保した。

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■悲惨な虐待の実態