れいわ新選組・山本太郎代表が半年ぶり会見で衆院選出馬を正式発表 都議選参戦も
前回の都知事選では惨敗した山本太郎氏。その後、党運営のトラブルもあったが見事に復活を果たした背景は…。
■全国で街頭会見
見事、大阪の住民投票で不死鳥の如く山本氏は復活したのだ。それ以後は昨年末まで全国ツアーを展開。関西・中国・九州・四国・東海をまわって各所で街頭記者会見を開催した。
福岡では麻生太郎財務相の選挙区に乗り込み”刺客”の擁立を発表・紹介。京都駅前では地元選出の国民民主党・前原誠司代表代行への”刺客”を擁立・紹介し、物議を醸した。
■都議選に公認候補
そんな政界の風雲児・山本太郎氏の久方ぶりの会見となって会見場となった参議院議員会館の会議室は政治部記者のみならずフリーランス記者やスポーツ紙記者も来て満席となった。
山本氏はこれまで地方議会議員選挙では推薦はすれど、れいわの公認候補は立てない方針だった。
だが、今夏に予定されている都議選について記者から問われると、「都知事選で立候補したのが大きな変更の始まり。都知事選に出て、都議選に関与しないのは矛盾がある。にぎやかしで出ただけなら話は別だが、都知事選に出たのはそれなりに重みがある」「緊急事態(の下)で、都民ファーストの会や小池知事がしっかりとした仕事をしていない」と述べ、小池都政へのリベンジを宣言。
公認候補は、都知事選で得票の多かった世田谷区などを中心に5名から10名ほど擁立すると述べた。