「保健所の皆さんが手を抜いた結果ではない」 日テレ・藤井アナの言葉に称賛
神奈川県で、新型コロナに感染した男性が自宅待機中に死亡したニュースを受け、日本テレビ・藤井貴彦アナウンサーのコメントに多くの反響
新型コロナウイルスの感染者が急増している神奈川県において、70代の男性が自宅待機中に死亡する事例が報じられた。
この報道に際し、日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが、18日放送の『news.every』(同系)内にて「保健所の皆さんが決して手を抜いた結果ではない」と呼びかけ、多くの反響が寄せられている。
■70代男性が自宅待機中に死亡
報道によると、亡くなった男性は1人暮らしで、今月10日に新型コロナウイルス感染症の検査で陽性反応が出たという。
翌11日には保健所に届けが出されたが、男性のもとに保健所からの電話連絡が行ったのは13日。翌14日も応答がない状態が続いたため、保健所の職員が男性宅を訪問したところ、15日に死亡が確認されたという。
この事例について、神奈川県は「保健所の業務が逼迫していて発生届の処理が滞った状態が続いていた」と説明している。
■「保健所の方が手を抜いた結果ではない」
このニュースに、藤井アナは「濃厚接触者を追いかけるという聞き取りなども保健所の方がやっていらっしゃるということで…」と、保健所の業務は多岐にわたり、業務が逼迫している状況に触れる。
そして「これは、保健所の皆さんが決して手を抜いた結果ではないということを、お伝えしておかなければならない」「本当に、保健所の皆さんが一生懸命やっていらっしゃるということだけは、お伝えしたいなと思います」と力強く訴えた。