キャッチ被害に悩む居酒屋の反撃が痛快　店長に話を聞くと悲しい事実が判明した

繁華街の路上でよく見られるキャッチ行為。ぼったくり店舗への誘導が多く、現在では違法行為として、処罰の対象となっている。それでもなくならないキャッチ被害を受ける、池袋の飲食店が一風変わった取り組みを行った。

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■「悪質キャッチです」という注意書き

店舗の入り口には、大きな文字で書かれた「注意 この人 悪質キャッチです」という注意書きを掲出。夜に目立つ緑とオレンジの色合いで、店の前に立ってキャッチ行為をするのが恥ずかしくなってしまうだろう。

ここまで派手な注意書きを掲出するということは、相当なキャッチ被害に遭っていると考えられる。ちなみに記者が撮影した日は、金曜日の18時頃の早い時間帯ということもあり、キャッチらしき人物は確認できなかった。

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■その理由が悲しすぎた

この注意書きを掲出した理由を店長に聞いてみると、「キャッチは店舗の目の前で、ウチに入ろうとするお客様に対して、『いま満席なので違う店舗を紹介しますよ』と言って、別の店舗へ誘導するんです。なので、このような注意書きを掲出しました」との回答。キャッチの悪質なやり口に言葉も出ない。

以前は店舗前にスタッフを配置して、キャッチが店の目の前に立つということを避けていたそう。しかしコロナ禍のいま、人員を割くことができず、仕方なくこの注意書きを掲出することになったという。