張本勲氏、巨人・桑田真澄コーチの理論に怒り 「科学的なら東大生が全部上手くなる」

一軍投手コーチ補佐に就任した桑田真澄コーチに、張本氏がメス

2021/01/17 11:00

■反応は賛否両論

張本氏のダメ出しに、ネットの反応は賛否両論。若い世代からは、「考えが古い」「効率的に練習をする時代になっていることをわかってほしい」「根性論では選手を強化できないから、桑田が呼ばれたんじゃないのか」と否定的な声が目立つ。

しかし「練習量も大事。楽ばかりさせるのも問題」「強くなるうえでは、根性も大事。桑田コーチも決して根性を軽視しているわけじゃないけど、科学的と聞くと楽なイメージがある」「科学だけじゃダメなのも事実」という指摘もあった。


関連記事:張本勲氏が叱咤した渋野日向子を野村忠宏氏がフォロー 「優しい」と称賛の声

■今後に注目

数ではなく質にこだわり、科学的な指導を標榜する桑田コーチと、「打つ・走る・投げる」の全てにおいて数をこなすことが必要だと話す張本氏。2人の練習理論は、かなり異なっているが、野球界では長年張本氏のような考えが主流とされてきた。

初めてコーチ業を行う桑田氏が、科学的を活用した練習で選手を強化に成功すれば、張本氏が考えを改める可能性もある。今後に注目したい。

・合わせて読みたい→張本勲氏、自身関与の世界記録に「参ったか」 東映時代の豪快話に驚く声も

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【Amazonセール情報】ココからチェック!