新型コロナで有名美容整形外科医が急逝 身をもって教えたマスクの重要性

念入りな手洗いや消毒とともに、新型コロナウイルスから身を守るため、とても重要になっているマスクの着用。ところが…。

2021/01/17 05:30

■マスクを外した顧客が咳

現在、美容整形外科の多くが「不要不急の手術は延期に」と顧客に告げているが、豊唇術はその見栄えを維持したいとして、定期的な注入を希望する顧客が多い。

博士に新型コロナウイルスをうつしたと考えられている顧客も、そんな1人だった。マスクを外して行われた施術中、女性は何度か咳をしており、その数日後に受けたウイルス検査で感染が判明し、クリニックに連絡してきたという。

来院時には感染の自覚が無く、本人が記入した問診票も検温も「問題なし」の判定だった。


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■マスクをしない人に近づける?

しらべぇ編集部が昨年の7月、全国の10~60代の男女2,168名を対象に調査したところ、「マスクをしていない人に近づきたくない」と回答したのは全体の67.8%だった。感染者急増の現在は、さらに高い値を示すことだろう。

感染者がマスクなしで咳をした場合、飛び散ったウイルスは近くにいる人の髪の毛、眉毛、眼、肌、衣服などに付着する。シモーニ博士の例では、手指にも付着したのだろう。

感染者、非感染者の「両者」がマスクをすることがいかに重要か、自身の死をもって教えることになった博士の死を、無駄にしてはならない。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日 
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)

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