チコちゃんが金縛りの仕組みを解説 全ては夢の中の出来事だった?
『チコちゃんに叱られる』で金縛りの仕組みを解説。金縛りになりやすい傾向を紹介した。
■金縛りが起きやすいのは…
通常であれば、眠った後ノンレム睡眠になってからレム睡眠に入るというパターンで回っていくが、何らかの要因で睡眠のサイクルが崩れ、眠り始めからレム睡眠になってしまうケースが存在する。その際に金縛りになりやすくなるようだ。
昼寝のしすぎやテレビなどを見ながら寝るいわゆる寝落ちをするとサイクルが崩れてしまうことが多く、金縛りに合いやすくなる。さらに、金縛りの経験者は仰向けで寝ていることも多いという。
■レム睡眠と金縛りの関係
レム睡眠の特徴に「脳が部分的に起きていて夢を見やすい」「筋肉の緊張が緩んで力が入らない」というものがあり、金縛りが起きやすいことと関係しているようだ。
さらに、眠ってすぐのレム睡眠は通常のレム睡眠と比べ、脳が活発に動いているため、鮮明な夢をより見やすい状態になっている。
金縛り経験者が恐怖体験を話す理由として、レム睡眠時には、脳内の恐怖や不安を感じる部分が活発に活動したり、心臓の動きもはやくなる傾向にあるため、「胸が苦しい」といった感覚を抱いたり、脳が恐怖体験をすると解説した。
起きていると感じていたものが、実際には夢だったというのは大きな衝撃だった。金縛りになりやすい傾向を覚えておき、回避したいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)