教師が感電ショックで卒倒 デジタルホワイトボードに接続したPCに触れて
授業中に、予期せず倒れた教師。児童約20名は、大きな悲鳴を上げたという。
小学校の教室で行われていた授業の最中に、教師が突然意識を失い、崩れるようにその場に倒れた。今後に不安があるとして原因の究明が急がれていることを、英国のメディア『Metro』『London Daily』などが報じている。
■教育施設にもデジタルホワイトボード
事故が伝えられたのは、スコットランドのパースシャーにあるキンロック・ラノック・プライマリースクール。
この小学校で先月下旬、黒板の代わりに、デジタルホワイトボードの「スマートボード(SMART Board)」を使用しながら授業を行っていた、教頭のアイスリーン・ギブソンさんが突然倒れた。
スマートボードはセンサーによる自動認識、指やペンを使っての簡単操作、そして2人同時に書込みができるといった特徴から、教育現場への普及も進んでいるという。
■ノートパソコンを接続
20名ほどの児童が見守るなか運び出され、かかりつけ医師のもとへと搬送されたギブソンさん。倒れたのは、スマートボードに接続されているノートパソコンに触れた直後だった。
この学校では過去にも、ある児童がスマートボードに直接触れた際に軽い感電が起き、その後は、床にゴムマットを敷くことで対応していたという。
■「強い静電気」と設置者
各種の検査をクリアし、クリスマス休暇を経てギブソンさんは職場に復帰した。感電の原因について、スマートボードを設置した職員からは「デバイス自体に問題はない。強い静電気が発生したのではないか」との説明がなされた。
だが感電の経験者が2人になり、学校の理事会は専門家による詳しい調査が必要と判断。安全のお墨付きを得るまで、スマートボードの使用は禁じられているという。
■恐ろしい感電事故
感電事故は、一瞬にして命を奪ってしまうことがあるから恐ろしい。
ブラジル・ゴイアス州では1ヶ月ほど前、家族とクリスマスのイルミネーションを見ていた8歳の少女が、デコレーション用のパーツに手をかけた瞬間に卒倒。心臓発作を起こして死亡した。
見た目で安全か危険かの判断は難しいため、電気が流れているものには「安易に触らない」という心がけと注意が必要だ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)