菅義偉首相、「国民皆保険」見直しともとれる発言に物議

菅義偉首相が13日の会見で国民皆保険の見直しともとれる発言を行い、ネット上で物議を醸している。

2021/01/14 19:40

首相官邸
(撮影:タカハシマコト)

新型コロナウイルスの重症者数が1月13日までに全国で920人となり、過去最多を更新した。

全国で感染者が増加している状況を受け、菅義偉首相は13日の会見で栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の7府県に緊急事態宣言を発令。国民からは「遅すぎ」「緊急事態宣言って意味ないよね」と辛辣な声が上がる中、さらなる問題発言が…。


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■「ステージ4に相当」

7つの府県を追加したことについて 「新規感染者数、病床の利用率など、いわゆるステージ4に相当する指標が多いこと」と説明した菅首相。

「東京圏、関西圏、中部圏、福岡県、こうした大都市として人口が集中しており、全国に感染が広がる前に対策を講じる必要がある」として対象エリアにある飲食店の20時閉店、不要不急の外出自粛などを強く要請していく。

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■若者層に要因

さらに30代以下の若者層に感染者が急増していることを挙げ、「(若者たちが)知らず知らずのうちに感染を広げているという現実がある。あらゆる方策を尽くし、国民の皆さんの命と暮らしを守る」と強調した。

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